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マニフェスト

脚注の役割は、本文で語られていることを明確にし、説明し、詳細を補うことです。それは物語の理解を助けるための、重要な手がかりを与えてくれます。

脚注を読むかどうかで、物語の解釈は大きく変わります。脚注を読むことで、語られる世界の中へと深く入り込み、その細部まで理解することができるのです。逆に、どんなに美しく見える物語でも、脚注を読まなければ行間に込められた意味に気づくことはできません。

人との関係においても同じです。ただのやりとりと本当の関係、知り合いと友人、戯れと恋愛——それらを分けるのは、細かなこと、説明、秘密をどこまで明かすかです。つまり、相手に「もっと知ってもらう」機会を与えるかどうか。

本でも人生でも、脚注を読むことで、私たちは表面的な理解から抜け出すことができます。

“ノート(note)”は、香水の香りの構成要素でもあります。それはあるモノや植物、素材、思い出、場所、人を想起させる香りです。香水の化学式に秘められたものを、わかりやすい言葉で表現してくれるのが“ノート”なのです。香りを嗅ぐ前から、それがどんな香水なのかを予感させてくれます。

Paje(パジェ) は、“page(ページ)”と、私たちの名前の頭文字、そして私たちをつなぐハイフン=「et(そして)」を組み合わせた音のミックスです。

この「et(そして)」が、私たち二人——Pierre-Junior(ピエール=ジュニア)とAlice(アリス)——を結びつける大切な言葉です。

私たちの香水は、それぞれの物語、そして二人で紡ぎ始めた物語の“脚注”です。

私たちは、人生を本のように捉えています。ページの連なり、いくつもの章からなる物語——。

結末(エピローグ)を読んでも、何が起こるかは決して予測できません。登場人物に共感し、描写に浸り、未知の言葉には脚注を頼りにしてこそ、物語の真価に触れることができるのです。

人生のそれぞれの時期は、一冊の本の章に相当します。前の章の続きであることもあれば、まったく違う物語の始まりであることもあります。

何百ページも読み進めた先に、突然現れる登場人物がいることもあれば、まだ数ページしか進んでいないうちに、誰かが突然いなくなってしまうこともあります。

Notes de Bas de Paje(ノート・ドゥ・バ・ドゥ・パジェ)——

それは、香りで綴る私たちの物語のタイトルです。

私たちの物語。あなたの物語。

ともに過ごした瞬間や、離れて過ごした時間。出会った人々。経験した出来事。下した決断。

そうしたすべてを、香りという“ノート”で記していくのです。

アリス & ピエール=ジュニア

Alice

Alice Gensse
(アリス・ジャンス)

フランス・バスク地方出身。法学を学んだのちパリへと移り、法学位を取得します。けれども司法の道には進まず、「ローブ(法服)を着ない」選択をします。彼女の物語は、海と過ごした 夏の記憶と共に始まります。

Pierre-Jr

Pierre-Jr Menana
(ピエール=ジュニア・メナナ)

パリ生まれ・育ち幼少期に、ルーツであるカメルーンでしばらくの時を過ごしたのち、パリに戻って法学を学びますそして人生の新たな章が、パリの地下鉄13番線の終点、255番のバス停近くから静かに始まりました。